生産者や漁協と密接に繋がり
その活動を支援しています
I.K.
入会年:
2011年
経歴
- 2011年 入会 指導教育部配属
- 2012年 東京支店
- 2014年 指導教育部
- 2019年 全国漁業協同組合連合会 出向
- 2022年 北見支店
- 2024年 指導教育部
現在のお仕事の内容をお聞かせください。
・会員漁協からの実務的な相談(法律、税務、会計など)への対応
・会員漁協や関連団体に対する研修会の企画、実行、講師対応
・全道漁協青年部連絡協議会(若手漁業者から構成される団体)等の事務局業務
ぎょれんに入会した理由やきっかけを教えてください
「北海道ぎょれん」という名前は聞いたことがありましたが、具体的にどのようなことを行っている組織なのか、就職活動前はイマイチ分かっていませんでした。かねてから食品業界に興味があったため、関連する会社へのエントリーを行っていました。その一環で「北海道ぎょれん」の企業説明会に参加し、具体的な事業活動を知る過程で「浜のために」というフレーズや、説明していただいた若手職員の活力あふれる表情に惹かれ、入会を決意しました。
仕事を通じて学んだこと、成長できたこと
大学では水産に関わる食品の勉強をしていたため、入会してもある程度は何とかなるだろうと根拠のない自信を持っていました。しかしながら、最初の配属は法律や会計に対応する業務が大きなウェイトを占める部署でした。全く新しい分野に飛び込む中で、先輩からの助言や実務経験、自己研鑽の積み重ねにより、なんとか一人前になれたと考えています。一晩寝て、翌朝起きたら、いきなり仕事ができるようになっている事はありません。振り返ってみると、様々な経験を重ねながら時間をかけて少しずつ身になってきたのだと感じています。
仕事を通じて、心に残っているエピソード
マイナンバー制度が導入される際、会員漁協の経営者層や実務者層を参集して研修会を開催しました。新しい制度に関する法や実務の解説を行うため、部内協議や関係先折衝など、数カ月かけて準備を行いました。当時の上司と一緒に戦い、考え、満足のいく資料を作成することができました。父親世代の方々100名程を相手に3時間の説明。とても疲れましたが、あの心地よい疲労感と達成感は今でも忘れられません。
これからの目標、将来の夢
沿岸71漁協のうち61漁協は仕事で訪問したことがあります。 近い将来、全漁協訪問を達成し、その中で新たな出会いがあることを期待しています。
北海道の漁業に対する思い
現在の仕事柄、現役の若手生産者と交流する機会が少なくありません。現代は「データを駆使」「未来の漁業を考える」スマートな生産者が多くなっている印象があります。必ずしも明るい未来が確約されているわけではありませんが、だからこそ我々も色んなことにチャレンジできる時代だと思っています。
就職活動中の学生へ向けてのメッセージ
私自身、比較的早い時期に複数社から内定をいただいたため、就職活動は楽しかった印象が強いです。皆さんにも楽しんでほしい、が本心ではありますが、多くの人にとって人生の重要な分岐点ですので、業界にとらわれず時間をかけて様々な企業を見てみることを推奨します。その結果、本会を選んでいただけたら幸いです。
休日の過ごし方
計画を立てて旅行することが好きです。道内はもちろんのこと、年に複数回は本州へも遠征しています。