北海道ぎょれん

採用情報

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先輩職員座談会

  • 総務企画部

    櫻田 泰2007年入会

    総会や理事会の運営、総務・庶務に関わる業務全般を担当。
    普段は地元のスポーツチームを応援。冬は家族でスキーも。

  • 漁政部

    西尾 快2008年入会

    漁業の経営安定や環境問題などさまざまな課題に取り組む。
    普段は娘と公園でいっしょに遊ぶ時間が幸せ。

  • 販売企画部

    鈴木 潤一2007年入会

    水産加工品の商品開発や市場調査、全国の営業をサポート。
    大好きな音楽フェスに行けず、最近の楽しみは家族とドライブ。

日本の水産物水揚げの約4分の1を誇る北海道の漁業。
しかし今、環境問題など
さまざまな課題に直面しています。
これからの北海道漁業のために奮闘する
先輩たちが、それぞれの想いを伝えます。

入会の動機は何でしたか?

櫻田:就職活動を始める際、特定の業界にしぼらずに、さまざまな企業の説明会に足を運び、「やってみたい仕事」が見つかった企業を志望しようと決めていました。企業説明会で北海道ぎょれんと出会い「浜に近いところで働いてみたい」「指導事業に携わってみたい」と感じて入会を志望。北海道は第一次産業が基幹産業ですから、水産業に触れられることは人生のなかで貴重な体験になりそうという期待もありました。
鈴木:私の場合、育ってきた環境は櫻田さんとは180度違っていて、実家が漁業を営んでいたんです。子どものころから海と共に育ち、大学は水産学部に進学。父は家業を継いでほしかったようですが、北海道の水産業に携わることは、広い意味で家業を継ぐことになるのではないか、故郷である北海道の水産業に貢献したいという思いから北海道ぎょれんに入会。今では私の選択を喜んでくれています。
西尾:父がかつて農業を営んでいたこともあり、第一次産業に関わる職種に興味がありました。農業も漁業も酪農も、さまざまな課題を抱えてますが、そのどこかで役に立ちたいと思っていたところ、北海道ぎょれんが少数精鋭で業務を行っていることに魅力を感じ、入会を決意しました。

入会から現在まで、どのような経験をされましたか?

櫻田:2007年に入会してから、さまざまな勤務地で幅広い業務を担当しました。スタートは本所の総務企画部。その後、稚内支店や函館支店の指導管理課では、浜の最前線で漁協、生産者、加工業者の方たちと接しながら債権管理を基本から学んだり、実務的な経験を数多く積ませてもらいました。指導分野では、漁協青年部の皆さんと、道南の水産物をPRするためのイベント出展に向けた企画や準備に奔走した経験が大きな財産です。また、2010年に総務企画部の組織広報へ着任した際は、広報誌『なみまるくん』の制作を担当し、多くの知識や経験を得られました。
鈴木:私は入会1年目は共販部で、ホタテや昆布を中心とした品目を扱う業務に携わり、その後、産地にある稚内支店で鮮魚や冷凍品の集荷、流通業務を経験。消費地にある福岡営業所と大阪支店では北海道水産物とその加工品を量販店や生協、給食等向けに販売する営業を担当しました。産地から消費地まで関わる仕事を一通り経験させてもらいました。
西尾:私は日高支店と釧路支店の2箇所の産地で計4年間勤務し、その間に本所の管理部や総務企画部に配属され、主に総務や管理に関わる業務を行ってきました。振り返ってみると、2〜3年に一度くらいで転勤や異動を経験していますね。
鈴木:転勤族というのは自分たちのことだなと感じます。転勤先でいろいろな人と知り合いになれるのがいいですよね。
櫻田:本所勤務(札幌)に限らず、タイミングや適性によっては産地や消費地での勤務もありますね。

現在の仕事内容について教えてください

鈴木:今は販売企画部で水産加工品の商品開発や市場調査、全国の営業担当者のサポートなどを行っています。産地と消費地のパイプ役として、商品の営業をする職員が円滑に仕事を進められるようにコントロールする仕事です。入会してから転勤先の支店で経験してきたことが、役に立っているのを感じます。
西尾:2020年から配属になった漁政部は、漁業の経営安定や環境問題などさまざまな課題に取り組む部署です。北海道の漁業は水産資源の低迷や漁業者の減少・高齢化、水産物消費の停滞など構造的な課題に加えて、自然災害・有害生物による漁業被害、密漁など課題が山積しています。これら課題の解決に向け、生産者や漁協、漁協系統団体の皆さんと連携しながら、課題の整理と国等への要請を行っています。
櫻田:総務企画部で総会や理事会の運営、総務・庶務に関わる業務全般を担当しています。北海道ぎょれんは道内の漁協が出資して成り立っている団体です。そのため年に1度、企業でいえば株主総会に当たる総会が開かれます。その準備を行うことや、自然災害や事故などの緊急事態への対応、総務・庶務に係る業務など、職員が仕事をしやすいように調整をする縁の下の力持ち的な存在です。

仕事のやりがいはどのようなことですか?

鈴木:なんといっても自分が関わった魚や加工品が実際に売られているところを見るとやりがいを感じます。稚内支店時代は生ほたて貝柱や生秋鮭フィーレを空輸で流通させていたのですが、その商品が量販店などの売場に並んでいる写真を、東京支店や大阪支店の同僚が送ってくれました。また、営業担当だった福岡営業所や大阪支店時代は、提案した商品が採用されて量販店の売場や生協の共同購入のカタログで目にしたり。嬉しかったですね。北海道の水産物が西日本で評価されて流通していく、その一端を担うことができたことも幸せです。現在も売り方の提案を行った商品が、売場に並んでいるのを見ると仕事のやりがいを実感しますね。
西尾:北海道ぎょれんの特色として、個人の意見を尊重してもらえる場面が多い、ということがあります。自分の意見が経営に組み込まれるとやりがいを感じます。
櫻田:業務に取り組んでいるときには苦しく辛かったことも、後で振り返ると、あのとき頑張って良かった、そのおかげで今があると思えるところに仕事のやりがいを感じます。例えば、広報担当としてホームページのリニューアルに携わった時期がありました。右も左もわからないなか、制作会社さんに声をかけてコンペをし、さまざまなやりとりを経て完成させたときは嬉しかったです。ホームページは、今もそのまま使ってもらっているんですよ。

社風についてどんなことを感じていますか?

櫻田:約300名の小規模な組織で、転勤も多いので各地で人のつながりができます。役員との距離も近く、話しやすいですね。
鈴木:そうですね。人と人との距離が近く、何でも言いやすい雰囲気かなと思います。また、仕事では、一人ひとりの適性に配慮しながらの指導をしてもらえているのを感じます。
西尾:やさしい人が多いですね。私はよく上司に叱られたのですが(笑)、いつも愛情のある指導でした。信頼関係があるなかで、きちんと叱ってもらえるので、自己の成長につなげられ、それが仕事のやりがいにもつながります。

これからの北海道の水産業のために
するべきことは何でしょう?

鈴木:私たちが入会したころは、水揚げ高で一喜一憂している日々だったと記憶しています。でも今は、時代の変化や環境の変化など、課題となる要因が年々増えていて、対応がとても難しいです。
櫻田:秋鮭やさんまなど、北海道の主要業種の資源減少や、赤潮による漁業被害、燃料や資材の高騰など、抱える問題はさまざまです。
西尾:漁獲量の減少は、生産者だけでなく、加工業者、運送業などの地域経済にも影響を及ぼします。北海道全体の大きな課題といえます。
櫻田:本会では資源回復に向けた対策の強化や、北海道ブランドを強みにした水産物の流通・販促の拡大、行政や研究機関と連携、生産性向上に向けた新しい技術の導入など、さまざまな施策を形にしていかなくてはなりません。
鈴木:北海道ぎょれんは販売事業、購買事業、指導事業という各事業の柱に、担当者を配置して、それぞれの英知を結集して対応しています。課題が多岐にわたる分、複合的な力が必要ですが、北海道ぎょれんはそれができるはず。
西尾:すべての課題の解決には時間がかかりますが、少しずつ改善できるように日々業務に取り組んでいきたいです。

学生の皆さんへのメッセージ

櫻田:学生の皆さん、就職活動ではたくさんの企業の話を聞いてみてください。もし、北海道ぎょれんの話を聞いて、あなたの「してみたい仕事」が見つかったら、「ここで働いてみたい」と思えたら、ぜひ私たちを選んでください。皆さんと一緒に「浜のために」働ける日を楽しみにしています。
鈴木:自分が興味をもっているのはどんな事でしょうか。自分の力を出せるのはどんな分野でしょうか。学生時代に、漠然とした感覚でも構わないので考えてみてください。好きこそものの上手なれ、と言いますが、少しでも興味のあることを仕事にした方が、日々のやりがいにつながるかと思います。北海道ぎょれんでは、幅広い分野の部署があるので皆さんのやりがいと合致する仕事があると思います。ぜひ、一緒に仕事をしましょう。浜のために、浜とともに。
西尾:学生時代は色々なことに取り組めるチャンスだと思います。アルバイトやサークル活動に励むのも良いですが、新しいことにどんどん挑戦して下さい。新しい発見は必ず自分を成長させてくれますよ。

スペシャルトーク

それぞれの仕事を通して率直に
語っていただきました。

先輩職員座談会
女性職員座談会

部門別職員インタビュー

各部門の紹介とその魅力について
語っていただきました。

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